古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

愛の 愛の星

http://d.hatena.ne.jp/komametommy/20060531/p1
彼女の言う、「発言者の(リアルでの)社会的地位に配慮しろ」というのは結構ひどい話だ。
なんでかっていうと、まぁリバタニアン的な話なんだけども、彼女もブログやみくしで色んな人とクネクネしてるとおもう。いや、クネクネじゃなくてもいいけど、ネットで楽しく軽やかにやり取りしている。それは正に「ネットの前では皆平等」という前提があっての事なんではないか。
リアルでは絶対コミュニケーション取れないような人ともトラバやり取りしたりマイミク登録してるわけでしょ。もちろんこれはあくまで原理原則の話で、実際はネットのなかでも序列はできるんだけど、それでも、岡田斗司夫とか東浩紀とそこらへんのうんこサラリーマン(りぱぶりっく何とかという人間だ)や女子高生とは平等でまぁそれなりにコミュニケーション取れるというのはこれはかなり凄いことだと思う。
で、これは当たり前だけど、我々弱者(と便宜的に呼ぼう)にとってこれはかなり素晴らしいことなんだけど、強者にとってはどちらでもいい。だから、弱者は自らが得ている果実を守るためにも、弱者への発言を考慮しろなんて事は言ってはいけない。
「批判はOKだけど中傷はダメよ」というのは一見正しいような気がするけど、批判と中傷というのは誰がどう区別するのか。結局本人の主観でしょ?それに、こういった罵倒による自由が認められれば認められるほど、我々の言論の自由は認められるはずなんだから。だって、そんな物陰から石を投げるような人間の言論の自由が認められるなら、それよりは遥かに常識的な言論をする人間の言論の自由は認められて当然なんだから。


結論。配慮を他人に求めるならそれに伴って失う権利もある。それでも構わないなら、どうぞ。

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