古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

文化系音楽ファンとエクスストリーム系音楽ファン

実は結構前に文化系音楽ファンというものを少し取り上げたのですが((http://d.hatena.ne.jp/republic1963/20060610#p2))、本エントリはその続きです。大分時間がたっているけど。
音楽ファンというのは大体2パターンに分類できます。それが文化系音楽ファンとエクストリーム系音楽ファンです。


文化系音楽ファン…インドア志向。文字情報の収集を好む。ライブ会場でメガネでモード系なかっこしてるような人
エクストリーム系音楽ファン…アウトドア志向。現場への参加を好む。ライブ会場でTシャツにはちまきしているような人


先にざっとあげましたが、この両者はまったく別物といっていいほど嗜好が違います。フジロックとか、ライブとか行くといつも不思議に思うんですけど、ホントいろんな人がいますよね。あれは、ミュージシャン/バンドごとにファン層が違うって話ではなくて、それぞれ個人ごとに消費スタイルが違うからなんですよ。あるアーティストにはどっちかの客だけがいるって場合はあまりありません。とはいえ、湯川潮音のライブにPIZZA OF DEATHのTシャツはちまきの人が参加している絵がなかなか想像できないように、アーティストごとの偏りはもちろんあるのですが。
多分ジャンルごとの偏りはこんな感じ↓。
文化系音楽ファン多い アイドル>UKロック>USロック>邦楽歌姫(裸足系)>邦楽ロックバンド>CROSSOVER>テクノ>J-POP歌姫>J-POP>メロコア>ヒップホップ エクストリーム系音楽ファン多い
私の主観メインの並び順なのであまり信用しないでほしいんですが(笑)とりあえずはこんな感じです。

んで、どっちがモテるかというとこれが圧倒的にエクストリーム系音楽ファンがモテるわけです。フジロックあたりで一人でぽつんと、つまらなさそうにしているのは大体鏡に映した私の姿であり、そういう人は大体ホワイトステージのライノセラスあたりでむちゃむちゃばつが悪そうにしてるわけです。そして周りで楽しそうにしてる人たちは彼女と一緒にいる人たちなわけです。そしてそういうばつが悪そうにしている人に限ってつじあやのあたりを一生懸命になって見ているというのはもうこれはフェスの風物詩といってもよい光景です。
大体のバンドマン達のバンドをはじめた理由というのが、「モテたい」なのは言うまでもないわけですが、だからといって音楽という趣味全体がモテるわけではないし、ミスチル聞いてる人が全員モテるわけではないでしょう。Feeder聴いてるからモテないわけではない。問題はその消費の仕方、ミスチルのコピーバンドやるかミスチルについて書かれたロキノソを読み続けるか。あなたがもしピクシーズのオレ解釈を積み上げる事で彼女をゲットしたいと考えているのなら、その手に持ったロキノソを今すぐにギターに持ち変えるべきでしょう。

そして文化系/エクストリームという分類はもしかしたら「サブカルチャー」全体に当てはまる事なのかもしれません。