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古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

ヤン気について(あるいは君は小宇宙(コスモ)を感じたことがあるか)

自分が書いたexciteの記事について、西森路代氏などからコメントもらったので補足エントリでも。

 

取材した時に自分が真っ先に聞いたのは「『ブス』とか言って実は好意の裏返しなんじゃないの?」という小学生メソッドについてだが、それについては「でもそんなこと言う人の事好きになるなんて無理」という素敵な反応がきたことは置いておいて、この「おいブス」問題、言うまでもなく赤木智弘氏の「女性の人権を尊重したら、女性に優しくしたら、『草食男子』と見下されモテない」問題と(多分)同じ現象を女性側から述べているだけなのだが、

どうしてこの手の「おいブス男」がモテるのだろうか。

自分のように10年以上会社組織に身を置いてきた人間にとってはこの現象は別に不思議でもなんでもない。単純に、「おいブス男」の方が会社で出世しそうだからだ。では、人をブス呼ばわりするような、デリカシーのかけらもないような男がなぜ出世しそうなのか。

それは、彼が男性内カーストにおいて優位にいるから。

自分らが10年近く前はてなスクールカースト論をぐっちゃぐっちゃ議論してた時に、自分が考えていたはスクールカーストを決定づける要素は一体何か、という点。コミュニケーション能力、運動能力、勉強、そのどれもがスクールカーストを決定づける要素にはなりえなかった。結論からいうと、その人間がまとっている「オーラ」のようなものの優劣、という事になる。

「オーラ」って一体何か、という事だが、これはヤンキーの界隈でよく言われる「気合い」や「強めの○○」とか「漢気(おとこぎ)」いうような概念に非常に近いものだと思う。私はこれらのオーラを総称して「ヤン気」と呼んでいる。こうした概念はなんだかよくわからない。だが、男たちの序列を決める最も重要な要素である。

例えば、聖闘士星矢の小宇宙(コスモ)

例えば、ドラゴンボールにおける「気」の概念

例えば、ワンピースの覇気

これらは、全て「なんだかよくわからないオーラの優劣」によってその勝敗が決まる。つまり、男性社会において、ヤン気によって序列を決めるという行為は非常にポピュラーなものである。会社がなんだかんだといって未だに男社会である以上、いい歳こいた大人の人間関係においても「ヤン気の優劣によって序列を決まる」ことは往々にしてありうる。つまり、「おいブス男」に惚れる女性というのは、おいブスという発言自体はどうでもよく、この発言の裏にある「オーラ(=男性社会におけるカーストの高さ)」に惹かれているのだ。もっとも、彼女ら、ブルマやチチたちに話をきいても「なんとなく」とか言うと思うが。

さて、ここで重要なのは、こうした「ヤン気」は必ず誰かにアピールするものだということだ。要するに「おいブス」というのはギャラクティカマグナムやギャリック砲と同じようなものであり、周りのクリリンヤムチャに「す……すごい気だ」と言わせるためのものだ。

つまり、「おいブス」とは、晴子さん(仮名。STAP細胞とは一切関係ありません)本人に向けられたものというよりは、周りの「おいブス男」よりも下位にいるであろう男性や、周りの女性たちに向けられたものなのではないだろうか。つまり、「晴子さんに「おいブス」って言えるなんておいブス男さんすげーな」ってな具合に。

まぁ、言われた方からしたらたまったもんじゃないだろうけど、それが嫌なんだったら、極論すると別の作品世界に行くしかない。結局、今回のインタビューの晴子さん(仮名。割烹着とは一切関係ありません)は、その「別の作品世界に行く」という事ができずに、「おいブスの世界」に過剰適応してしまった事が一番のこじらせポイントだったわけだから。

ちなみに、

自分はスペンサー銃(八重)が女の子を救うんじゃないかと思っている。適当だけど。

 

聖闘士星矢 主題歌&BEST

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