古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

オタクについて…

なんというか、オタクにもいろいろあるみたいだね。なんかエロゲー・美少女ゲーム界での最近のムーブメントってのが、「泣ける」エロゲー・美少女ゲームらしい。なんだかなぁ。そういうのやる目的ってさ、美少女との恋愛、もしくは今夜のおかずであって、そこにテキストとしての優秀さとかっていうのはまったく関係ないと思うし、そこで、「俺らはこんなことを理解できるぐらい凄いんだぞ」って主張するのも意味ないと思うんだが。なんかね、アニメに限らず、90年代の文化の特徴としてあるのがブンガク化とでも呼べるような現象らしい。ブンガク化等、この辺のことはhttp://members.at.infoseek.co.jp/toumyoujisourin/jiten-bungaku.htm
を参照*1
う〜ん、オタクに対しては、伊集院光がオタクに対して心情的には同情しつつも評価はしてないっていうのが一番妥当な感じ何じゃないかな。ただ、私が思うのはなんというか…やはり、恋愛圧力というか「恋愛せず者人にあらず」っていうイデオロギーの前にはオタクパワーも無力というか…。ま、この泣けるエロゲーっていうのもこの恋愛圧力によって迫害・差別されてきたオタクたちの屈折した答えな訳で…。恋愛しなければ!ていう強迫観念なんと強力なことか…。

*1:これってなんかに似てるな〜って思ったら、ロッキンオンジャパンとかその辺周辺に対して私が感じる違和感に近いものが…。