古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

我々の人生をよりよくするには?

別に宗教はいれとか壷買えとかいうつもりはございやせん。一冊紹介したい本があるわけです。その本っていうのが「世界に一つしかない「黄金の人生設計」」っていう本で、「海外投資を楽しむ会」という人たちが書いたものです。別に大層な人生訓が書いてあるわけではなく、人生でいかに金を手元に残すか?について書かれた本で彼らの主張は単純明快です。
・不動産投資*1は損か得か?
・保険とはどんなものか?得な保険、損な保険とはどういうものか?
・日本の年金・健康保険の運命は?
で、それらを踏まえたうえで、私たちは経済的自立=働かなくても生きていける程度の貯蓄を早く達成しなければならない*2。で、そのために
・持ち家か子供、手に入れるのはどちらか一方だけにするべき
・PTになれ*3
っていうのを主張しております。この人たちのいいところは、今まで誰も知らなかった/知ってても明らかにされなかったことを言ってるところです。例えば不動産投資で100万円の頭金で5000万円の家を買うってことは、5倍のレバレッジをかけてるのと同じ*4とか。誰も言わないよ、こんなこと。親とかだって早く家買えとか言うんだから*5。あと、マキャベリ並みの冷酷さを持ってる点ね。「子供か持ち家どっちかにしろ」とかさ、言えないよ、家と子供を天秤にかけること自体不謹慎だといわれかねないんだから。ま、でも、彼らの一番いいところは、私の大好きなDIY精神があるということですね。そういう事を主張する人あんましないでしょ?とにかく是非読んでみてください。

*1:慧眼その1。我々が普通「買った」と表現する不動産も株や貯金と同じ「投資」である。

*2:慧眼その2。どちらにしろ、我々は65歳になる前に経済的自立を達成していなければならない。働けなくなるんだから

*3:簡単に言うと、合法的に脱税しろってこと

*4:これがどれだけ怖いことかわかりますか?5000万円(うち4000万円借金)で株やるなんて言う人が周りにいたら間違いなくとめるでしょ?

*5:ただ、この本に関して山形浩生が言うには、「不動産投資だからこそこんなレバレッジをかけられるんだから同じレバレッジをかけて利回りを競うのはおかしい」とのことです。これはこれで真っ当な批判