古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

じぶり、ジブリ、次部里

昨日の話しなんですが、ハウルの動く城を見に行ってきました。感想は、わりとおもしろかったです。
文春とかが酷評するほどではないと思いました。お決まりの街の描写、お決まりの性格描写、お決まりのギャグ(あれをギャグとか言っていたらギャグ漫画家に怒られるけど)、お決まりの甘ったるさ。安心して見られます。特に人物描写における宮崎駿特有の甘ったるさが全開になっており、それが好きな人にはたまらないでしょう。話にそれほど大きな破綻もないし、絵はさすがの一言。
おそらく原作つきな分だけ、宮崎駿のクリエイティビティの発露(暴走ともいう)が抑えられて私にも見れるような感じになったんではないですかね。
ただ、その戦争の描写などから「9・11後の世界をえぐった〜」みたいな事を言いだすのはしょうもないと思います。言い出す文化人は絶対いると思うけど。
最後に一言。最初主人公の女の子が旅に出るんだけど、その旅立ちに選んだ食料がフランスパンとチーズ。チーズって食料としてどうよ?「ハイジ」とかでもそうなんだけど、チーズって腹の足しになるのか?そんなにうまくもない気がするし・・・。