文化系三国志〜4勢力それぞれの外交関係〜
今回は文化系の4つの勢力がそれぞれどのような関係なのかについて。要するに文化系内部でのパワーバランスを全て解き明かすぞ!と、いうことです。
前にも書きましたが、ここのパワーバランスは三国志で説明できます。要するに
サブカル=魏、オタク=蜀、DT=呉、組合=北方異民族
ということです*1。
文化系界で最大勢力を誇るサブカルは魏だというのはまぁいいとして、ここで重要なのは蜀と呉は魏の仇敵。つまり、オタクとDT(蜀と呉)はサブカル(魏)が大嫌いだということです。特に、蜀ってのは前の王朝、漢の一族が立てた(ということになっている)ので、こちらこそが本流という意識がある。同じようにオタクの中では、アニメやらゲームやら自分達の主食の文化のほうが、サブカルの主食=音楽や写真なんかよりも本流だという意識があり、サブカルが嫌い。DTは何でだろ?とりあえず大して物をしらなねぇくせにおしゃれだとかいう自意識が嫌いだと思う*2。オタクとDTは仲いいわけでもないし悪いわけでもない。つかず離れずでサブカルに対抗している。その3つの勢力が争ってるなかで組合は主にサブカルと関わりがあってこちらもつかづ離れず。ただ、サブカルが自らの箔付けなどのために組合を利用する事もある、組合も自らの勢力拡大のためにサブカルを利用する事もある*3。
今日のまとめ
オタク、DT対サブカル。最大勢力のサブカルに弱者連合のオタクとDTが挑むこれが文化系界における基本構造。ただし、オタクとDTの間の仲は連合を組んでいるとはいえかなり微妙。組合は全くの独立勢力だがサブカルとは利用しつつ利用しているような関係。