古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」

フリーライター・婚活ライター・婚活アナリスト、古田ラジオのブログです。

マスコミ志望今昔物語

こないだ、大学の同級生と呑みました。
その人とは、大学主催のマスコミ就職講座を一緒に受けていたので、その話を少ししました。
「大学主催のマスコミ就職講座」というのは、就職課主催で学校OB(大抵おじいちゃん)があれこれ「マスコミとは何か」「履歴書の書き方」を教えてくれるというもの。
みるからにクソゲー臭がします、本当にありがとうございました。
まぁ案の定、「意味なかったよね」というので意見の一致をみました。内容はほとんど覚えていないけど。しかし、大学のマスコミ講座は凄かった。あれこそ夢搾取だと思いますよ。おじいちゃん達にいいおこずかいをあげるという名の夢搾取。私ははフェイクライターだけど、フェイクライターになるのに一ミリたりとも役立たなかった事だけは断言できます。
それで、その人は結構真面目な人なので卒業してからもマスコミ学校とか行ってたんですって。それで、相変わらず、マスコミに入るためには会社辞めてアルバイトから始めてーみたいな話をしていたので、そうかなぁ?みたいなことを思いました。
今やツカサネット新聞に記事二本かいたら「批評家」なわけですし、ライターとか勝手に名乗っちゃえばいいんじゃないの?と思います。自分の好きなことを書きたいのであれば、別にライターとか名乗る必要すらなくて、粛々とブログでも同人誌でもやればいいとも思います。一方で「肩書」に価値を見出す人というのは一定数存在することも理解できます。大学生の時に、どっち?って聞かれたら、これはよくわからんなぁと思います。ライターとして何を書くか、とかそんな事にまで思いが行っている人がいたら本当にすごいと思います。そもそもライターと編集ってまるで違う仕事だって知っている人って業界関係者でなければそんなに多くないと思います。
そういう人たちに対して、芸文社なりマスコミ専門学校だったりとかっていう夢搾取商売が色々仕掛ける一方で「マスコミ志望だった人ですらコンテンツそのものに対しては興味がない」ということなのかと思うとちょっと悲しい感じになります。


ちなみに、呑みの相方にフェイクライターとか同人誌の話はできませんでした。引かれるだろうし・・・という名の自意識過剰。