我らの時代〜オタク編その5、境界線問題〜
今日は、オタクと非オタクとを分ける境界線のお話をしたいと思います。
多くの人々が考えているオタクの特徴は次のとうり
1:特定の趣味=アニメ・ゲームに異常なほどハマる
2:コミュニケーション能力が非常に低い
まぁ、これに異論のある方はいないでしょう。
ここで私が問題にしたいのは次の一点です「オタクとD.T.の違いは何か?」
これは非常に大きな問題です。それは私自身がD.Tだからっていうのもありますが、あとはオタクもD.T.もモテない。そしてある意味共通したメンタリティを持っていると思う訳です。
1つづつ検証していってみましょう。
まず、条件1については一部当てはまります。D.T.もオタクほどではないが、趣味にある一貫性が見出せます。例えば伊集院光、例えばゲーム、例えば週刊ファミ通、例えば洋楽*1。
これらはおそらくD.T.にとっては必須の教養でしょう。ただ、オタクの「特定の趣味」の範囲が相当狭い=例えば今放送してるガンダムを見ていない人はオタクでまずいないのではないでしょうか?対してD.T.はそこまで団結力がない。ちなみに、この差は以前取り上げたメディアミックスによる囲い込みによるものだと思います。
次、2番。コミュニケーション能力について。
これは共通してますね。「自分のフィールドでは強い」ところが。実社会ではそれほどコミュニケーションスキルが高いとも思えないオタクにしてもD.T.にしても「理論派」のなんと多いことか。
結局、オタクとD.T.っていうのはかなり共通性を持っているんですけど、どうなんでしょう?D.T.って結局「中途半端オタク」の一変種なのかもしれません。
ちなみに、D.T.とオタクを1発で見分ける方法があります。調べたい人がゲームとか好きだったら「ゲーム雑誌でファミ通と電撃プレイステーション、どっちが好き?」って聞いてみてください。これで「ファミ通」って答えたらD.T.、「電撃プレイステーション」って答えたらオタクです。
ゲームやらない人にとっては全く何を言っているかちんぷんかんぷんだと思いますけど、取り上げるゲーム、連載陣、投稿コーナーの性質など全てがファミ通と電撃プレイステーションでは違います。一番わかりやすいのが投稿コーナーです。電撃プレイステーションがイラスト(大抵は目がでかい女の子)とかがメインなのに対して、ファミ通の場合、イラストといえば子供の落書きみたいなイラストで、もっぱら文字テキストメイン*2なんですから。というより、おそらくファミ通は世の中にごまんとある雑誌の中で唯一のD.T.アティチュードを体現した雑誌なんでしょう。
この分類法、よければお試しください。